雲が降りてきた様子

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ロイターのニュースによれば、トルコが2023年末に国産ロケットを打ち上げて月面着陸するという計画を発表したそうだ。エルドアン大統領はイーロン・マスク氏と話し合っているそうだ。発表通りに成功するとなると、日本が参加しているアルテミス計画よりも5年も先に達成してしまうことになる。2023年って再来年だから、もうすぐそこだ。アルテミス計画は有人ミッションだが、この短い開発期間から想像するにトルコが計画しているのは無人の探査機だろうと思う。スペースXの技術協力があるとしても、こんな短い開発期間で実現するものなのだろうか。

暮れる甲府盆地

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新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったという。まずはファイザー社製のワクチンだそうだ。接種については「ナショナルデータベース」というものに記録していくという。なんだそりゃ、♫あかる~いナショナール~ あかる~いナショナール~、初めて聞いた名前だが、なんだかいろいろなものが進んでいるようだ。今後は、アストラゼネカ社製やモデルナ社製ワクチンの接種に進んでいくという。イギリスでは1回目の接種と2回目の接種で違うメーカー製の場合もあるみたいな報道もあった。そっちの方が効き目があるという報告もあるらしい。♫ミックスジュ~ス ミックスジュ~ス。ところで、春ごろに言っていた大阪辺りの国産ワクチン製造はどうなっているのだろう。

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4日前の朝、通勤で職場の駐車場の入り口を入ったら、かなり弱っている桜の木にたくさんの鳩が止まっていた。この光景を見た時に真っ先に思い浮かんだのが、アメリカ映画のヒッチコック監督作品「鳥」だった。少しずつ大きくなる鳥の群れ、それらが人の顔の表情との交互のカット変りで恐怖を増幅させる。そして少しずつ過激になっていく鳥の攻撃の恐ろしさ。サメの恐怖を扱ったジョーズも怖かったけど、サメより鳥の方がずっと身近にいるからより怖さが大きい。「鳥」は、生物のパニック映画という分野の序開的な作品だという。最初に作られたのにこんなにすごいとは、やはり名作だ。
そんな風に想像が広がったハトの群れのやや気持ち悪い景色。曇り空の日だったが、向うには富士山が見えていた。

雨上がりの富士山

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今日は朝から大雨で、次第に土砂降りになった。せっかくの休みが雨降りだった僕は、仕方なく家で録ってあったビデオなどを観ながら過ごした。ドラマを観たり映画を観たりで時間が過ぎていく中で、午後には突如雨が止み、凄い風が吹き始めた。最初は地震かと思ったほどだ。雨雲は強風に押されるように流されて行き、夕方にはすっかり晴れ上がった。富士山では雪だったようで、笠雲から覗く裾は白くなっていた。

細い月

昨日の夕方の写真。月齢1.6の細い細い月。
ところで月と言えば、先日、JAXAが月を目指す宇宙飛行士候補を募集をすると発表した。募集は秋頃らしい。選ばれた人は、国際協力で進められるアルテミス計画に参加する宇宙飛行士となるのだろう。それに伴って、応募資格の中の学歴についても緩和され、文系の人も応募は可能になるようだ。アルテミス計画では、2028年に月面への着陸を目標にしている。アポロ17号以来の友人月面着陸となる。しかし、心配なのが新型コロナウイルスの流行とその対策にどっさり使われている予算だ。アルテミス計画への参加各国が合意したのが去年の10月、その冬からコロナの流行が始まり世界中に広まった。もう月なんかへ行っている場合じゃない、なんて事にならなければ良いのだが。僕はこどもの頃に見たアポロの映像、新聞記事、雑誌の記事、雑誌についてきたソノシートの音声、そういうのが大好きで、今でもNASAのウェブサイトにある写真や映像を見るとわくわくする。今度は日本の誰かが月の地面を踏みしめるところを見てみたいんだ。