富士山もう一度雪化粧。

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一昨日は雨降りで、昨日は一日中すごく強い風が吹いていた。雨は富士山では雪だったようで、真っ白になっていた。写真を撮るときに気づいたのだが、撮像素子にゴミが乗ってしまったようだ。残念ながらこのカメラはレンズ一体型なので取りようが無い。
昨日、職場では天体観望会があって、僕は外で準備の担当だった。コロナ前までなら赤道儀を組み立てて望遠鏡を載せたら終わりだったけど、コロナが流行ってからは、望遠鏡をのぞくときに眼から接触感染という心配から更に準備内容が増えた。天体観測用のCOMSカメラを取り付け、パソコンを用意して繋ぎ、それを大きなモニタ画面(サイネージを使用)に映すというところまで。一通り準備ができたあたりから風が一層強くなった。一度サイネージを寝かせて、赤道儀の重りなんかをいっぱい持って来てモニタ画面の足の重石にした。準備の間にノートPCが風で1回転した。準備を始めた頃よりも明らかに風は強くなってきた。お客さんはプラネタリウムを見ている時間。その間にいくつかの天体を観たり撮ったりしてみようかと思って早めに準備していたのだが、結局は、風が強くなってしまったためモニタ画面を風に倒されないよう押さえ続ける羽目になってしまった。こんな季節なのに冬のように手がかじかんだ。厚着をしてきて助かった。

看板と草藤

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この辺はごみの不法投棄が多いのだろうか、こんな目立つ色の警告看板があった。がけ下をのぞき込んでみると、確かにいくつかの粗大ゴミが見える。自分の家の庭にゴミを投げ入れられたらどんな気持ちになるだろうかと考えてもらいたいものだ。しかし、その警告看板を覆い隠すかのようにクサフジが蔓を伸ばし、もうすでに紫色の花が咲き始めていた。

眺めの散歩で

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コロナのためもあって遠出の散歩を控えていたのだが、昨日はかなり久しぶりに3時間を超える遠出の散歩をした。そういう時はカメラだけでなく水を持ったり合羽を持ったり上着を持ったりするので、リュックサックを背負う事になる。水は洗った600mlのペットボトルに入れ、良く晴れているにもかかわらず念のために合羽、午後は気温が上がると天気予報が言っているのに念のために上着を持つという、臆病なのか不合理なのか、そんなところがある。
近頃は余り歩いておらず運動不足は明らかなので、ちょっと登りになるとフラフラするほど息が切れてしまうし喉が渇く。とは言え、水をたっぷり摂ってしまうと後半に影響すると思ってケチケチと飲む。峠を越えて山村に出ると、花がたくさん咲いていた。こういう集落には綺麗に作り込んだ庭があって、しかも自分の家向き側だけでなく、家からは見えない通り側にも美しく見えるように造られている。自分のためだけでないことに労力や費用をかけるという文化が田舎には残っているんだなと思った。
再び山道に入り、息が切れた。歩いている人は少ないが、たまにすれ違う人の多くはマスクを着けていた。僕はとてもムリなので、前から人が来た時だけマスクをポケットから出して着け、挨拶を交わしてすれ違った後に取り外すということにした。やがて頂上を越えて景色の良い下りになった。最初の内は良かったが、そのうち膝の裏が痛くなった。こんなに短い時間のハイキングなのにもう痛くなってきたのかとがっかりした。下りでゆっくりと歩いていた老夫婦に追いついてしまい道を譲られた。僕が前になったが足が痛いので早く歩けるわけでも無い。でも、やがて抜き返えされるのもバツが悪いと思って、それなりに頑張って歩いた。だから、麓まで降りた時にはなんだかホッとした。
結局、水は半分も残ったし合羽も上着もただの荷物だった。家に帰ってから足を洗ったら気持ち良かった。

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南伊奈ヶ湖の白鳥

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南伊奈ヶ湖に行くと、奥の方からゆっくりとコブハクチョウがこちらに泳いできた。特に餌をねだるわけでも無く、時々水の中に首を突っ込むと、何かを探るようなしぐさをして首を上げる。エサを探しているのだろうか。そんな様子を繰り返しながら再び向うへ行ってしまった。今は一羽しかいない。昭和40年代からこの湖の白鳥は様々な紆余曲折があるようだ。ところで、嘴の裏は白いとわかった。