2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

海洋道中とぴのきよ日記

今日で8月が終わる。僕のとってはこれまでの8月とはずいぶん違うものだった。1日に海洋道中で八丈島に向けて出発してから1ヵ月が経った。今日は午後ににわか雨が降ったが、あの日も午後ににわか雨が降った。ちょうど海洋道中の出発式が始まる頃だった。県庁…

富士山をつかむ

今日は、久しぶりに職場に出勤となった。今年の8月は、前半の海洋道中と今回のお葬式もあって、職場への出勤回数がとても少なかった。 朝の通勤路、北海道へ行っていた間に工事があって道が変わってしまったところがあった。職場も少し変わっていた。子ども…

間接照明

26日夕方、降り続いていた雨がやみ、晴れた空が見えた。音更川の土手に登ると広々とした風景を見渡せる。広い河原と住宅地に挟まれた高い土手は、歩いていて気持ちが良い。 やがて西の地平線に日が沈んだ。すると、そこにひさしを掛けるような形の雲ができた…

空からの様子

北海道へ行く、と言うと、いいなあ、という声が返ってくる。まあ、それは普通なことだと思う。北海道は良い景色の場所も多いし、美味しい食べ物もいろいろある日本有数の観光地だ。でも、北海道に行くこと=楽しい旅行、では必ずしも無い。僕が前の仕事の頃…

ようやく晴れ

今日はようやく晴れた。遠くに日高山脈のシルエットが見えた。

巨大なフキ

醤油味で煮るととても美味しいフキは、山梨あたりではせいぜい数十センチぐらいの高さにしかならない。店で売っている長いものも1メートルぐらい。 でも北海道ではフキが巨大だ。TVのケンミンショーでやっていたから見て知っている人も多いことだろう。あの…

イチイ

昨日は少し日が差したが、今日もまた雨降り。空港や駅に人を送り、美味しい地元素材を使ったかき揚げ丼を食べた。 オンコ(イチイ)の実がなっていた。甘いよ、と言って食べて見せたら、小1の娘が続いた。中の種はプッと吹いて飛ばすが、粘りが強くてなかなか…

ネジバナ

音更の火葬場の裏は広い草原になっていた。広いと言っても山梨スケールでの広さで、北海道スケールでは広場っていうぐらいの広さだ。(かえって分かりにくくしてしまったか) その広場に生えていた大きなカシワの木が作る日影で休んでいたら、そよ風が涼しく吹…

北海道

昼過ぎ、とかち帯広空港に到着。厚い雲が低く立ち込め、気温も18℃と低い。楽しい旅行ならがっかりというところだが、喪服を鞄に入れての旅行だからむしろふさわしい天気だ。 空港から車が出ると、とたんに北海道らしい広々とした景色が見えた。ビートやトウ…

気がつけば季節は

昨日(21日)、清里での海洋道中事後研修を終えて帰る途中、国道を避けて違う道を通った。雨の降る日は葉の色が鮮やかに見える。 森を抜け、田園と集落が連なるあたり、田んぼを見るともう稲穂が伸びている。お米だ〜と思いながらしばらく走ったが、広く見渡せ…

八丈町の子どもたち、科学館来館

今日の午前中、清里を出た八丈町の子供たちが科学館へやってきた。人気があったのは「月面歩行」「ひえひえワールド」「シャボンカーテン」といったところで、山梨の子供たちといっしょだ。円形広場でお弁当を食べて、バスで次の訪問先へ行ってしまった。 広…

交流会

午後は竹トンボづくり。自然の家の所長さんから習った。写真は競技会の様子。優勝は、がく。

交流会

八丈島の子どもたちが打ってくれた「アシタバそば」をいっしょに食べた。八丈島にいたときには食べていないから新鮮な気分。美味しかった。

事後研修会

久しぶりにみんなと会った。係の反省会、班の反省会、八丈島の思い出を掘り起こす。

三宅島

8月1日、竹芝桟橋を出発してまもなく、デッキに出た。8月1日の日記に書いたように、東京湾を囲む明かりが美しく、我々の船出を見送ってくれているかのようだった。あの明かりはどのあたりの明かりかな、などと考えながら次第に都会から離れてまばらになって…

サンセット

八丈島からの帰り、朝からずっとデッキにいた僕は、最初のうちは左側の手すりのそばに座り込んで海を見ていた。でも途中からそちら側の手すりは直射日光が差すので避けていた。その後は、反対側に移動したり、デッキの真ん中に座り込んで指導者たちとこの海…

八丈島より来県

今日、八丈島から子どもたちがやってきた。お世話になったので、僕もささやかな差し入れ。 事故渋滞もあって2時間ほど遅れての到着。清里についたら大雨、炊事のための火おこしは室内で実施。山梨の海洋道中と違って雨降りのキャンプスタート。気温も低い。

御蔵島

東京と八丈島を結ぶ航路は、途中で三宅島と御蔵島の港に立ち寄る。 御蔵島は島のほぼ全周が絶壁にかこまれていた。八丈島の底土港から見た岸壁(8/13のスケッチ)のようだ。八丈島のその絶壁は、三原山からなだらかに続く稜線が、登龍峠を越えると急激に海に落…

6日の夜明け

6日、BCから見えた美しい日の出。この朝は、生徒たちが1人残らずBCにいない。静かな夜明けだった。生徒たちもサバイバル踏破の各ビバーク地で、この美しい日の出を見ていたことだろう。 八丈島は景色がきれいだった。このときも、写真を撮ってから海岸へ…

八丈島で見た星

八丈島では星空も印象的だった。光害が極めて少ない空には、天の川も良く見えた。 5日夜遅く、サバイバル踏破で疲れきった生徒たちは、あちこちのビバーク地できっとぐっすりと眠りについていた。僕は踏破担当のサムさんに最後の見廻りの車に乗せてもらった…

アシタバ

サバイバル踏破の2日目、5班がぐったりしていたところへ給水。そのときにこのアシタバを撮影。南原を北に過ぎた森の中。八丈島にはいろいろな花が咲いていたけれど、このアシタバも花盛り。でも、あんまり見栄えがしないから、どうやら花は関心をもたれない…

6月12日の日記にも書いたけど、僕は八丈島で虹を見たかった。海にかかるやつが特に希望だった。その頃は、どんな場所にキャンプを張るのか、そこからどんな景色が見えるのか、地図から想像するだけだった。今思い返せば、夕方だったらBCから見て海の方向に…

底土港より臨む

出港まで少し時間があったので、南の方を向いてスケッチした。この右の方向に「登龍峠」がある。全ての班がサバイバル踏破で通り抜けた場所。三原山から続く稜線は、登龍峠を越え、やがて急激に海に向かって落ち込む。火山島独特の地形と言えるだろう。 クル…

携帯電話の機種更新

いくつかについて訂正した。 ・8月4日 「4日目の朝」、ダブっていたの削除。 ・8月5日 「サバイバル踏破」3班のダブっていたのを削除。 ・8月6日 1班の写真を90度回転。 ・8月8日 「撤収の日」晴れ、としたのを曇りに訂正。 でも、1班の写真がどうしても直っ…

夢の跡

ここで7日間過ごした。 ここで5夜寝た。 終わってみれば、あっという間に過ぎ去った日々。でも、テントを片付けてみれば、こんな跡が残った。テントの外側の芝は蒼く、テントの下敷きになった芝は枯れて薄茶色になった。ベースキャンプの各地に四角いこの状…

後片付け

今日の午後、コンテナに積んだ荷物が八丈島から戻ってきた。指導者のなかで時間の取れる人が集まり、これらの荷物の収容作業を行った。潮風の八丈島とは違い、甲府は暑くて無風だった。汗がたくさん出た。 参加したみんな、君たちが八丈島で生活するには、こ…

解団式

最後はテーマソング

出港

十時前に出港。 船は島の東を回り東京に進路をとった。BCだった場所が見えた。(写真中央)

離島式

感想発表はとても素晴らしい内容だった。

離島の日

「来たときよりもきれいに」これは環境担当指導者の口癖。今朝は、昨夜のさよならレセプションと一夜の宿としてお借りした公民館の清掃をした。こうして今年の海洋道中の足跡が少しはずつ消えてゆく。消えないのは経験と思い出。