散歩をしていると何処からともなく漂ってくる芳香が鼻を撫でた。前、後ろ、右、左、体をねじり首を曲げ匂いの元を探した。すると、高い塀の上から枝を伸ばし僕の頭の上で咲いているたくさんの黄色い花があった。ロウバイの花だ。まるで蝋細工のような透明感…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。