コミスジ

昨日(6月4日)は「ムシ(六四)の日」だったのに、虫の写真どころか写真一枚載せることができなかった。というわけで一日遅れで虫の写真。たぶんコミスジ。 漢字で書くと「小三条」あるいは「小三條」となるようだ。字面だけ見るとまるでお公家様みたいだ。僕な…

テングチョウ

イチモンジチョウの後にはテングチョウがやってきた。どちらも数頭が飛んでいた。 人に対して「天狗」と言う場合、あまり良い意味に使われない。ただし、若干ではあるが称える意味も含まれる。「あいつは○○で一番だったから、今ではすっかり天狗だよ」と言う…

イチモンジチョウ

こいつは本当に蜜を吸っているのだろうか、と思うほど落ち着かない動きをする。花の前でカメラを持って待っていると、ひらひらと他の蝶とは少し違った飛行ラインを描いて現れる。よし来たな、とカメラを向けると、ピントが合うかどうかの頃には飛んでしまう…

ミノムシ

久しぶりで単車に乗って田舎の道をブラついた。暑くなく、寒くもなく、とても気分が良かった。休憩をしていたところにウツギか何かの花が咲いており、そこには多くの蝶や蜂が集まっていた。それを見ながら歩いていたら、近頃珍しくなったミノムシがぶら下が…

アブラムシを食べるテントウムシの幼虫

一昨日はアブラムシを保護するアリの写真だったが、今日はアブラムシを餌にするテントウムシの幼虫の写真。これはナナホシテントウの幼虫のようだ。カラスノエンドウにたかっているアブラムシを襲っている。一般的に成虫は可愛らしい物として扱われ、アクセ…

ムネアカオオアリ

先週から職場のある愛宕山は人だかり。ゴールデンウィークは夏休みと並んで来館者が多い日が続く。こんな日は我々も「蟻のように」せっせと働く。人が大勢集まっていることを「黒山の人だかり」という言い方をすることがある。 集まる人々と働く者、上の「」…

ケヤキの皮

公園によく植えられている木である「ケヤキ」には、こんなふうに樹皮が剥がれた跡がよく見られる。剥がれたところを押してみると弾力があって、なんとなくコルクのような感触がある。人に剥がされてしまったのか、自分で脱ぎ捨てたのか、どちらかよくわから…

みどりちゃん

更に大きくなったみどりちゃん、大量の糞をする。夜になると元気。 飼おうと言い出した次女はというと、たま〜に思い出したように観察しては何か大声で言うのだが、関心は大分薄まったようだ。世話をしているのは専ら妻。でも、妻もイヤイヤでは無いようで、…

芋虫

昨日脱皮したとのこと。もう3cmになった。色は茶色。これを飼おうと提案した次女は最初の段階で「ミドリ」と名づけた。いまではぜんぜん緑色ではなくなってしまったこの芋虫を家族は今だにミドリと呼んでいる。最近のミドリは赤い小さな糞と黄色っぽい大きな…

脱皮

今朝、脱皮した。少し大きくなり、少し茶色くなった。 僕の方は、昨夜冷えてしまったせいか、ちょっとだるくてちょっと寒気がする。

イモムシ

帰宅したら次女が白菜のかけらをじっと見つめていた。何かと尋ねたら、虫がいると教えてくれた。昨日、農協の直売所から買ってきた白菜の中にいたのだという。虫は一晩冷蔵庫で過ごし、晩御飯の準備のために白菜を取り出した妻が葉をめくったところで見つけ…

雪虫

北海道では晩秋にとんでもない数の雪虫が舞う。これが「そろそろ雪が降るなあ」と思わせる、季節の風物詩なのだそうだ。 今日、職場でも雪虫を見た。午後3時頃、仕事に一息ついてウッドデッキに出て休憩をしていた。こんな時間でも太陽は既に低くなった。あ…

ハラビロカマキリ

ジュースの自動販売機にいた。黄緑色。なっちゃんとの対比で目立っている。もう11月だから獲物も少ないのだろうと心配に思う。ハラビロカマキリで検索したら、腹を折り曲げて上に向けている写真があった。ハナカマキリを思い出した。ところで、このところ放…

蟻地獄

神社の軒下は蟻地獄の巣窟、地雷原のようなものだ。乾いた土があちらこちらで漏斗の形に窪んでいる。その頂点の地下にアリジゴクが棲んでいるはずだ。ウルトラマンに出てきたアントラーはこれがモデルだという。やがて成虫の「ウスバカゲロウ」になる。多く…

曽根丘陵公園でバドミントンをして遊んだ。汗びっしょりになった。 ちょっと休憩ということで木陰でドクターペッパーを飲んでいたら、近くにこんなものが落ちていた。 ヤママユガ科「クスサン」の繭のようだ。籠のようで寒そうだが、越冬は卵でするというこ…

紫色のサルビアとセイヨウオオマルハナバチ

サルビアと言えば真っ赤な花と思い込んでいたが、こんな紫色を下花を咲かせるサルビアもあった。妻の実家、音更の家の庭に咲いていた。 とかち帯広空港と、そこから帯広へ続く道の脇には、赤い花のサルビアの植え込みがずっと続いている。でも、数日前に霜が…

赤とんぼの季節

先日のツーリングの際、芦川沿いを散歩していたときに撮影。図鑑で調べてみたところ、たぶんノシメトンボという種類のようだ。今日は休みの予定だったが、打ち合わせの予定があって午前中だけ出勤。仕事を終えて帰ってきてしばらくたったら気持ち悪くなって…

オオカマキリ

夏の虫が陽だまりで日向ぼっこ。 昨日のツーリングのとき、発電用の暗渠の上を歩いていたところで出会った。急に涼しくなったから、虫も大変だ。こんなふうに朝が冷え込んだ日には、テレビの天気予報では、「今朝の最低気温は○○℃、11月並みの気温です」など…

酒池肉林

春の写真ですが。 アブラムシがびっしりとたかったカラスノエンドウに、ナナホシテントウがやってきた。 自分の身の回りは自分の体の体積をも上回る大量の大好物であふれている。ナナホシテントウはたまらんだろうな。ナナホシテントウが置かれたこんな状況…

オニヤンマ

かなり久しぶりに出かけたフィールド調査。台風は去ったが、その影響はあちこちに残っていた。川はまだ茶色で水量は多く、大きな音を立てて流れている。奥秩父の方向では大きな積乱雲ができ始めていた。今日は山には水気がたっぷりあるからどんどん大きくな…

能天気なミンミンゼミ

昨日はかなりの雨降りだった。多くの小学校の運動会が延期になったようで、科学館には大勢のお父さんたちが来ていた。ミニ南極点にも興味を示してくれた人も多く、盛況だった。中には僕らと同じように土日が仕事という人もいて、「今日は休みを取っていたけ…

カマキリ

今日も暑い日だった。快晴の空のもと15時過ぎ、風が吹いた。直射日光はつらいが、風が吹くと体感温度と気分が違う。真夏の八丈島を思い出した。そして僕はどうやら風邪を引いたようだ。だるい。このところの暑さのせいだろうか。写真は、昨日の休憩時間に見…

蜉蝣

数日前のニュースに、荒川で「カゲロウが大量発生」というのがあった。カゲロウと言うと、はかないものの代名詞のように言われる。成虫の弱々しさや短い命から由来するということのようだ。荒川に行ってみると、橋の上の隅っこに累々と死骸が集まっていた。…

キタテハ

またもニラの花に集まっていたチョウの写真。ニラの花は盛りを過ぎて実が成り始めているので、蝶の楽園度は下がった感があったが、それでも何種類ものチョウがいた。 写真はキタテハ。夏型というもので、秋型に比べて色が黄色っぽくて地味。♂♀は僕には不明。…

ドングリの穴

今日は良く晴れた。でも、台風の痕跡はあちこちにある。ちょっと歩いてみても、愛宕山には緑色の葉やドングリがたくさん落ちている。 ドングリを拾い上げてよく見てみたら、小さな穴が開いていることに気がついた。(写真上) いくつも拾ってみたけれど、穴が…

イチモンジセセリ

台風の雨が去った。でもまだ曇り空。台風12号はまるで歩くようなノロい速さで移動し、ようやく日本海へ出た。紀伊半島や四国では大きな被害が出て、支社や行方不明者が多数に上った。県内でも山中湖をはじめ、県南や山沿いでかなりの雨が降ったようだ。1年分…

羽蟻

雨があがった夜、網戸の目をくぐってこいつらがやってくる。雨降りも好きじゃないが、雨上がりもあまり好きじゃなくなっているのはこいつらのせいだ。天井の蛍光灯とその周りにたくさんいる。夕食時にご飯の上に落ちてくることがある。新聞を見ていると落ち…

オオムラサキ群れ

ちょっと薄暗い時と所の写真なのでブレてしまった。 クヌギの樹液にオオムラサキが群がっていた。写真には3頭写っているが、そばにももう1頭いて、全部で4頭がチューチューやっていた。 レッドデータブックでは準絶滅危惧種である。 そばにカブトムシのメス…

ツマグロヒョウモン

台風が南へ舵を切って引き返してしまった。一度上陸してから南へ行ってしまう台風って今までいくつあったのだろうか。今回の台風6号は珍しいコースを通ったものだ。 変り種の台風が去って空が明るくなった今日の昼過ぎ、団地の敷地内できれいな蝶がふわふわ…

ヒメトラハナムグリ

今日も暑い日だった。海洋道中のための物や子どもの物などを買いに出かけていたが、午後は雨が降るという予報に反して全く降らなかった。 写真はひと月前の撮影、咲き始めのアジサイの花にヒメトラハナムグリがいた。毛深い。