ジャガイモ収穫

昨日、市民農園の畑に植えてあったジャガイモを収穫した。思っていたよりも多くの収穫を得ることが出来た。
植えるときにはなかなか日程の調整が付かず、結局四月後半の植え付けになってしまい、例年よりも半月から一月も遅かった。そのためか、地面の上の茎や葉は、市民農園のどの畑のジャガイモよりも見劣りがする貧弱な感じだった。「今年はダメかな」と思っていた。でも、収穫をしてみるとたっぷり。期待が小さかっただけに嬉しかった。
数年前、サツマイモが畑の半分を覆ってしまうほどに青々と繁り、大量の実りを期待したことがあった。でも、収穫はバケツ一杯程度の少量に留まり、大いに落胆したのだった。
ということで、「イモは見かけによらない」ものだ。先ごろ亡くなった俳優、ピーター・フォークが演じていた刑事コロンボは見かけによらないところが武器だった。スーパーマンも普段は新聞社のサラリーマンだし、タイガーマスクは子どもたちにからかわれている直人にいちゃんが普段の姿だ。主人公が見かけによらない能力を持っているということを、劇中の登場人物たちは知らないけれど、スクリーンやブラウン管(古っ!)のこっち側にいる我々は当たり前に知っている。