ハラビロカマキリ

ジュースの自動販売機にいた。黄緑色。なっちゃんとの対比で目立っている。もう11月だから獲物も少ないのだろうと心配に思う。ハラビロカマキリで検索したら、腹を折り曲げて上に向けている写真があった。ハナカマキリを思い出した。

ところで、このところ放射線についてずいぶん勉強したのだが、今日ようやく一区切りとなった。職場で23日から開催するパネル展の追加案がようやく出来上がった。それこそ中学のレベルから始まり、原子のことについて復習。さらにまるっきり未知の原子力放射線の領域へ、、、。知れば知るほど分からなくなる迷宮。知りたいのは人体への影響についてだ、と言われたのだが、結局答えは「わからない」ということになった。
なんだかわかりません、という展示をするのは変に思われるかもしれないが、この世にわかっていないことなんていくらでもある。何でも分かったツラして居るのも居られるのも気分はよくない。そもそも全部解ってたら科学は進まない。9月にやった南極のことだってそうだ。分からないことはたくさんある。でも南極の場合、分かっていることだけを展示しても違和感は無い。宇宙展のときは、分かっていないことをこれら探査機が調べているっていうこを展示の中心にした。それが、放射線のこととなると、今、多くの人が一番知りたいと思っているところが分からないから、やっている側としても消化不良な気持ちになってしまう。でも仕方ない。きっとそこらへんが現在の放射線科学の限界点だということだろう。そこから先は百家争鳴。

言い訳を言い放ったところで今日の文はおしまいです。