水をはじくサトイモの葉

さて、あと一月先ぐらいなのだろうか、年末になると「今年の漢字」というようなものが、京都のどこかの寺を会場にして発表される。僕が選ぶとしたら、今年の漢字は「水」で決まり。3月の津波、夏の台風による水害、そして今も続いているタイの洪水。今年の日本は水に悩まされた。本当に水について、恐れ、考えた年だった。水力発電も脚光を浴びた。日本人のほとんどは、今年は水について考える火がとても多かったのではないだろうか。
でも、そういうのは生々しすぎる、なんていうバイアスが働いて没になるんだろうな、きっと。そして今年の漢字は「絆」なんていうあたりで落ち着くんじゃないかな。
皆さんの予想はどうでしょう。

写真は、9月に撮影した、サトイモの葉に乗った水。