古川聡宇宙飛行士帰還

ソユーズが古川さんたちを乗せて帰ってきた。まずは何よりも、無事な帰還、おめでとうございます。宇宙ステーションに165日の滞在ということだから、さぞかし大変だったことだろう。国際宇宙ステーションの建設で日本が果たした役割はとても大きい。お金だけじゃなくて宇宙飛行士たちも活躍したし、輸送船HTV(こうのとり)の開発と運用など、地上でも日本は大活躍だ。そのへんのことをたまたま機会があったので山梨日日新聞に書いた。写真はその記事。(平成23年11月8日子どもウィークリー2面「知りたい好奇心」)
脳みその出来も悪いし虚弱体質の僕にとっては宇宙飛行士は憧れの存在。子どもの頃は宇宙飛行士の名前とそのミッションを図鑑を見て覚えたものだ。ジェミニやアポロは特に大好きだった。ジェミニと言っても車の名前ではない。当時の僕は友達がハマっていた車や電車にはまるで興味が無かった。車はその後少し覚えたが電車は未だに興味が無い。
ところで、古川さんはウルトラセブンのファンだという。僕と同年代だし気が合いそうだ。ウルトラセブンで宇宙ステーションといえば「V3」、そして「クラタ隊長」だ。ウルトラ警備隊のキリヤマ隊長と同期の彼は、モロボシダンにちょっと冷たい。でも、ちょっと太めでいつも「待て」って言っているブレーキ役のキリヤマ隊長に比べると、宇宙からの侵略者に真っ先に対応する宇宙ステーションV3にいるクラタ隊長はとにかく血気盛ん。事が起こると真っ先にヘルメットを抱えて戦闘に出かけていく姿はカッコよかった。ウルトラセブン全49話の中では出番が3回(最終回前後編は1回とカウント)しかないというのに、すごく印象が濃いキャラクターだった。
テレビで見る限り、古川さんは見た目も話しぶりもクラタ隊長というよりもキリヤマ隊長の雰囲気に近い気がする。実際にはどうなのだろう。国際宇宙ステーションでの生活の中で、古川さんはクラタ隊長な気分になることもあったのだろうか。