なでしこ

昨日の晩は5時間近くに渡ってサッカーのテレビ観戦だった。
男子の日本代表チームはウズベキスタンに負けてしまった。先制されたときにはちょっとヤバッと思いはしたけど、いずれ逆転するだろうと思っていた。でもそのままずるずると時間が過ぎ、攻撃にもあまり迫力を感じないまま負けてしまった。最終予選への出場が決まっているとは言え2連敗は良くない。ジーコジャパンのときなんかは後半ロスタイムにシュートが決まったりして後味が良い試合が多かったものだが。
その後に見た女子の日本代表チームはノルウェーに逆転勝ちだった。男子と違ってパスがしっかり繋がるし、攻め上がるときの迫力もあったから、先制されても男子のときよりもずっと楽観できた。
近所を散歩していると道に写真のような鉄の蓋がしてある。図案になっているナデシコ甲府市の花ということだ。市のウェブサイトを見ると「なでしこは世界に広く分布し、とても育てやすい花です。甲府の暑さや寒さにも耐えて咲くたくましさ、美しさは甲府を象徴するのにふさわしいと選ばれました」と書かれている。世界を制覇したこと、暑さ寒さに耐えて咲くこと、たくましいこと、美しいこと、まるで「なでしこジャパン」のことを言っているようだ。とても育てやすい、とも書いてある。佐々木監督が彼女らを世界チャンピオンにまで育て上げられたのには、それもあったのか。