5月の嵐

低気圧が発達して大荒れの天気だった。強い日が差しているかと思えば、強い風が吹き始め、一転、掻き曇り暗くなる。そして激しいにわか雨と雷。「こりゃ凄い」とベランダへ出て写真を撮ると、長女がデジカメでムービーを撮り出した。次女は実況中継のように適当なセリフを叫んでいる。そんな事をしているうちに雷は遠くなり、雨も風も止んでしまう。そしてまた強い日が差して来る。和製英語メイストームと言うらしい。
強い風雨と夏のような日差しが繰り返す中、テレビのニュースでは茨城で発生した竜巻による被害の映像が流れてきた。屋根瓦が飛び、電柱が倒れている。家ごと移動しているところもあった。竜巻は団地のベランダも襲ったようで、手すりがすっかり無くなっているところもあった。日本の竜巻被害としては、今までに見たことが無いほどの大きな被害の映像だった。これでは「逃げようが無い」というのが実際のところかもしれない。