積乱雲

今日までの3日間は良く晴れた。この写真はおとといの9日の様子だが、積乱雲が大きく成長していた。10日の気象庁の発表によれば、この夏の間にエルニーニョが発生する可能性が高い、ということだ。エルニーニョになると偏西風が蛇行して、日本付近では「冷夏・暖冬」になると言われる。ただし、影響はすぐには出ないので、この夏が冷夏になるわけではない。でも、冬は過ごしやすくなるかもしれない。
冷夏・暖冬は、我々にとっては過ごしやすいが、トータルで考えると必ずしも我々にとってありがたいものではないようだ。夏場は野菜や果物の実りが悪くなる。米の収穫は冷夏の年にいつも不作だ。山に雪が積もらないと、春の雪解けの季節に水が少なめになり農業に影響がある。他にもいろいろある。漁業にも影響があるという研究者もいる。
あちらが立てば、こちらが立たず。