母校の校舎は海側が特別教室棟、陸側が普通教室棟になっている。山梨県ではこういうときに東西南北で方向を表すのが一般的でとても便利だが、千葉の海沿いでは「海側」という言い方が判りやすい。ただし、山が無い土地なので「山側」と言われるとピンと来ない。
この写真は、特別教室棟と普通教室棟に挟まれた中庭の様子を特別教室棟から取ったのだが、30年を経過して木々がとても育っている。育ちすぎてびっくりという感じ。しかも、当時は無かったバラ園まである。
僕が今住んでいる団地も木が育ちすぎて森みたいだ。大木に育ったケヤキには、夕方になるとムクドリが大量に集まってくる。とてつもない数だ。その糞もすごい。雨が降ると、せっかく乾燥した糞が一斉に再び活性化して、団地中に匂いを放つ。僕の車はその糞をいくつも浴びてみすぼらしくなってしまう。
母校とムクドリの糞には特に関係があるわけではないのだが、中庭の育ちすぎたような木を見て思い出した。
