ソフトクリーム対決

この土日の旅行の疲れで、今日はぐったりしていた。元々からだは強い方ではないが、普通の人でもかなり疲れるはずだ。週休1日時代のお父さんたちはさぞかし大変だったことだろう。
さて、宿泊したホテルの夕食では、ソフトクリーマが置いてあって、自由に作って食べることが出来た。そういうのを観察していると、中にはソフトクリームに備え付けの容器ではなく、お茶碗を持ってきてぐるぐる巻いているちょっと太目のオバちゃんがいたりなど、面白い光景が見られる楽しさがある。我が家の娘たちも大好きなソフトクリームにあれやこれやとトッピングして楽しんでいる。そしてそのうち、僕の分も作ってくれることになった。
娘たちは「とうさんのも作ってあげるよ」と言っているが、僕をだしに使って楽しく作りたいのは明らかだ。そして二人が譲らなくなった。次女は近頃自分の思い通りにならないとすぐに泣き出す悪い癖がある。このままだとホテルの大勢の宿泊客に囲まれて泣き出しかねない。一方の長女も諦めが悪い。家であれば泣こうが不機嫌になろうが構わないが、旅行先の衆目の中でそれをやられてしまってはたまらない。結局両方とも食べるということで折り合ってもらった。二人はご機嫌になって「対決」と言っていた。
左が長女作のチョコレートをかけてビスケットをまぶしたもの、右が次女作の2種のベリーソースをかけたもの。次女は巻きが下手くそで、長女は多すぎる。どちらも食べるのは大変だったが、貧乏性故二つとも残さず食べた。娘たちは対決の勝敗を聞きたがった。でもここでどちらかを勝ちにすればせっかくの苦労が水の泡、泣かれるか不機嫌になられるかのどちらかだ。だから「引き分け」としたのだが、それを納得してもらうのにも苦労した。