田舎の歩道の植え込みなんかに咲いている、マリーゴールドを大きくしたような花。花の直径は5〜6cmぐらいで、背の高さは40〜50cmぐらい。これもマリーゴールドかもしれないが、園芸種なので普通の図鑑には載っていない。それのクローズアップ。
外国から見ると、日本はなにかと大きいということがあるみたいだ。前の職場で同僚から聞いた話なのだが、インドの代理店の人が来て滞在していたときのこと。その人を連れてスーパーマーケットに行ったらとても驚いていたという。彼曰く「もしもインド人がこの売り場だけを見せられたら、ここは巨人の国だと思うに違いない」と言ったという。これを聞いたら読売のナベツネさんなどは喜ぶかもしれないが、彼が言う「巨人」とはプロ野球のジャイアンツのことではなく、大きな人のことだ。では、彼は何に何に驚いたかというと、並んでいる果物や野菜の大きさなのだということだ。例えばインドの林檎と比べると、日本の林檎は直径が倍もあるそうで、相対的に考えると巨人の食べ物となるらしい。
そう言われてみれば、僕が子どもの頃に比べてイチゴの実はかなり大きくなった。梨もピーマンもそうだ。人間の体格も身長体重とも大きくなっているという。でも、「人間の大きさ」となると、首を傾げてしまいそうだ。「人間の大きさ」という言葉は精神的なことを言うことが多いから。
