サクラの枝

葉も花も無い桜並木を歩いていたら、テカテカに光った枝を見つけた。桜の皮を張った茶筒のような光沢だ。よく見ると、手前の細い枝が触っており、風が吹くたびに擦れあい、次第に磨き上げたのだろう。

ところで話は変わるが、年賀状を書いている中3の長女の様子を覗き込んでいた小2の次女が、「新春」という文字を見て「シンバル」と読んでいた。持てる知識を総動員してなんとか解読し、得意になっていたようだが、家族の誰からも指示されず笑われてしまった。ジャーン。