ハイビスカス

今日も冷え込んだので、暖を取るためのトロピカルフラワー。真夏の八丈島で撮った。
八丈島では、観光を意識してのことか、島のあちらこちらにハイビスカスの花を見ることができる。赤だけではなくピンクもある。他にもアロエやフェニックスなども多く、かなりの南国に来た気分になるが、那覇どころか鹿児島や宮崎よりも緯度が北である。そして、暑いイメージもあるが夏の気温は甲府の方が高い。平均気温を比べると、八丈島の夏の最高気温は30度弱くらいだが、甲府は32度くらい。八丈島の冬の最低気温8度くらいだが、甲府はマイナス2度くらい。最低気温に大きな違いがある。夏は大きな違いが無いようだが、海の上を吹いてきた風が涼しくそよぎ、体感温度は大きな違いになる。ただし、真夏の甲府であってもエアコンのある室内で主に過ごすのと違い、八丈島でキャンプをすれば炎天下で身体を動かしていることが多くなるわけで、生活上感じる暑さは逆転してしまう。ということは、この時期に八丈島へ行って屋外での活動を主としていたとすれば、暖房のある屋内で過ごすことが多い甲府での生活と比べて、平均最低気温が10度も高いはずの八丈島は、寒いという印象になるのかもしれない。印象とは身勝手なものだ。