啄木鳥穴

桜の枝が朽ちたところにキツツキの穴をみつけた。こういう場所は食べ物になる虫も多いだろうし、やわらかくて掘りやすかったことだろう。
虫と言えば、今日、僕の目の前を黄色のチョウが通り過ぎた。暦の二十四節気啓蟄を過ぎたところだが、啓蟄というのは、虫がうごめきだす頃という意味らしいが、このところの暖かさは一気に芋虫をチョウにしてしまったか。それとも成虫の姿で冬を越したのか。黄色いチョウの中にはそんな種類もいるようだ。
今日の強い風は彼らの自由をずいぶん奪ったことだろう。