春の高圧電線の鉄塔

高い塔を見るとつい写真を撮ってしまう。高圧電線の鉄塔はぴのきよ日記に何度も出した。だから「春の」なんて頭飾りを付けてみる。
高圧電線の鉄塔にもいろいろあるが、この鉄塔のように断面が丸いパイプを組み合わせたものは特に大型のもので、力持ちのタイプ。上の方だけではなくて下の方にも電線がつながっているし、上の電線は左側から来て向こうへ曲がって付けられている。手前側の柱は抜ける方向の力が加わるし、対角側は沈み込む力が働く。つまり、倒れるとしたら向こう側というわけだ。こちら側は川原だが、向こう側は住宅地、倒れないようにがんばり続けてくれなければいけない。高圧電線の鉄塔は、今日も明日も明後日も踏ん張り続ける。