国立公園の看板

単車で昇仙峡の先あたりを走っていたら、すっかり錆び付いた国立公園の看板があった。「秩父多摩国立公園 山梨県」とある。2000年に「秩父多摩甲斐国立公園」に名称変更されているので、それよりも古くからある看板だ。秩父多摩国立公園は1950年の制定だそうだから、それよりは新しい。
ところで、今日気が付いたことなのだが、僕の家からこの国立公園はとても近い。家の北面の窓からはからこの国立公園の森やその先の山々がよく見えており、国立公園区域の最も近いところは徒歩10分程度の極めて近距離にある。これはなかなか贅沢だ。
秩父多摩国立公園には火山が無いが、温泉は多い。我が家の近所にも湯村温泉が在るし、銭湯みたいな温泉もいくつか在る。「国立公園」と「温泉」、この言葉で連想するのは、原発事故があって以来、自然エネルギーとして注目されている地熱発電かな。美しい景色が見えることと、国立公園に近いことと、温泉に囲まれた場所は、たぶん地熱発電所の立地にも好適地ということだろう。