恐怖は物陰から忍び寄る

カメラを提げての散歩の途中、虫食いの葉陰が動いた気がしたのでしゃがんで除いてみた。すると、スズメバチのような姿があった。よく見ると、どうやらスズメバチを模した別のハチか蛾かもしれないが、普通に歩いていたら気付かなかったことだろう。
「何事も無いようでいて、すぐそばに恐ろしい危険が潜んでいる」もともと我々の何万年も前の先祖たちは、そんな環境の中で生活していたことだろう。それはサーベルタイガーであったり、熊や狼であったり、何かの恐ろしい伝染病であったり。
現代社会は様々な危険を取り除いてきた歴史の基にあるが、それでも生きていく上でいろいろな危険が身の周りに潜んでいることがある。今日のニュースを例にとれば、それが古くからの隣人であったりする。