段々

以前、事故でもあったのだろうか。駐車場の出口にこんな段々があった。
何年前のことだか覚えていないが、どこかの国道の裏道でこんな段々が作られたというテレビの特集を見たことがある。通勤通学時間帯に住宅地の狭い道をスピードを出して走っていく車が絶えないというのだ。しかもその道は小学校の通学路にもなっている道で、歩道も無く危険。住民にとっては、所々に段々を造ることは生活道路が走りづらくなるわけで、もちろん歓迎されるものでは無い。しかし、その段々が作られたおかげで、スピードを出してその道を通っていく車が激減したという。
でも、そもそもその道は、朝の通勤通学時間帯には住民以外は通行禁止になっているのだ。段々を作ったことで、昼間の時間帯にスピードを出す車も少ないのだろうから効用だろう。でも、朝に関してはめでたしめでたしというのでない。だって、たとえ段々のおかげでゆっくり走っているとしても、住民でもないのに毎朝車でこの道を利用するのは交通違反だからだ。
あの道の状況はその後どうなったのだろう。