ハンノキの花のアップ

昨日の続き。
枯れてしまった花の群れも、アップにして見るとひとつひとつに特徴のある形をしている。生きてきた軌跡と感情の推移と知識の蓄積とその他いろいろが絡み合って、それぞれが独特の枯れ具合になっている。絡み具合が悪いと、くどくなったり姑息になったり偉ぶったりしてしまうが、絡み具合が良いと、ためになる良い話を聞かせてくれたり頼りになったりする。絡み具合が悪いものでも上手くほぐしてみると、案外味わいのある話が出てきたりもする。