大寒に着込む富士山

大寒らしく冷え込んだ今朝の富士山は、雲をまとって頭だけが見えていた。
そんな日、プン太郎が入院。
秋頃から調子を崩し次第に悪化していたプン太郎が、今朝入院した。と言っても誰かのことではなく、僕の自家用車のこと。フィアットのグランデプントという車種で、外側・内側ともスッキリとしたきれいなデザインなのが気に入り、いよいよオイル漏れがひどくなった前の車に替えて夏に中古車を購入していた。我が家でプン太郎と名付けられたその車は、通勤に買い物にお出かけに家族を乗せて活躍していた。それが、11月頃からおやっ?と思う不調が出始め、12月には頻発するようになり診てもらいに行ったのだが、修理と車検で満杯ということで年明けまで我慢。それ以来だましだまし乗って、予約していた今日、ようやく修理に出した。
プン太郎にはデュアロジックという変速機構がある。これはアルファロメオセレスピードと同じものらしいが、トルコンやCVTではないギヤ変速のオートマチック機構だ。これはAUTOとMANUALが選択でき、MANUALではシフトダウンとシフトアップを手動で行うことが出来る。その際クラッチは自動で、シフトダウンも勝手にやってくれる。このデュアロジックが面白くて乗るときの気分でAUTOか手動かを選んでいたのだが、どうやらこの機構がこの車種のウィークポイントでもあるようだ。
秋頃から、減速し止まりそうなところでギヤ抜けするという現象が出始めた。12月になるとそれが頻発するようになり、信号待ちやT字路の真ん中で発信できずに立ち往生してしまうこともあった。朝の通勤時にT字路でギヤ抜けしてしまったときには急ぐ人々の視線がつらかった。シフトレバーをカチャカチャやっていると入るのだが、それも1分以上も掛かってしまうこともある。最近では傾向が少し分かり、減速チェンジを手動で早めにしてしまえばギヤ抜けしづらいこともわかった。しかしさすがにいつまでもだましだまし乗れるものでもないので修理に出した次第。
どうか安い費用で元気になって戻って来ますように。