カラスの巣

ポカポカ陽気の日に仕事が休みなのはラッキーだった。このところ何となく覆いかぶさっている嫌な気分を振り払いたい気持ちも有って、ちょっと長い距離を散歩してみた。
相川沿いを流れとともに歩いていく。様々な鳥が両岸の木や枯れ草を行き来している。水面にはマガモコガモなどの水鳥が多く見られる。水の中には大きなコイも何尾もいる。頭の上を通り過ぎてコサギが川に降りた。相川は小さな川で両岸はがっちり護岸されてしまっているが、岸辺を広く取っているためかいろいろな生き物が見られる。中央本線の橋(写真上)は川の合流地点に掛かっている。写真の右が相川で、左側は湯村温泉の方から流れてくる川。もうちょっと歩いたところでカワセミを見た。カワセミは小さくても見ごたえがする。しばらく立ち止まって見ていたが、やがて富んでどこかへ行ってしまった。
その辺りから街中方面へ折れて歩いて行き、古本屋に入ってしばらく物色、そして昼食を食べて帰った。
帰り道の平和通りの街路樹にあったカラスの巣を見上げてみた。すると緑色のようなものがあった。街のカラスは針金ハンガーを巣の材料にするというが、本当だということを確認できた。写真を拡大してみると洗濯バサミも付いたままになっている。
帰り道の相川で、再びカワセミを見られた。今度は一瞬のことだったが、散歩で日に2度も見られたのは良い気分。