35ミリの映写機

1894年2月13日、今から121年前の今日、フランスのリュミエール兄弟がシネマトグラフの特許を取得した、、、、、というようなことを書いてあるものもあるが、日付の方はよく分からない。
映画100年だった1994年、記念映写会が催されたので見に行ったことがある。場所はたぶん国立近代美術館フィルムセンターだったと思う。小振りなシアター(試写室)だったがとてもきれいで雰囲気も良かった記憶がある。リュミエール兄弟による有名な「工場の出口」や「駅に入ってくる蒸気機関車」など、歴史的な映像を見られたことは感動的だった。そして続いてジョルジュ・メリエスの作品が上映された。特撮の創始者であるメリエスの作品は、アイデア満載の特撮映像や白黒フィルムに一コマずつ色を塗ったというカラー作品など、どれも凄くてずっと興奮して見ていた。わずかながらも映画に関係した仕事をしていたおかげでこの映写会に行けたわけで、実に役得であった。