積雪被害

富岡製糸場内にこんな場所があった。古い木造の建物が崩れており、近くには大きな重機があって、虎色の策に囲まれている。解体作業ではなく、復元作業だそうだ。
ここは「乾燥場」というところで、生糸の原料となる繭を乾燥させた建物があった場所。繭の保存の際にカビが生えないために行う工程だそうだ。この建物は大正11年(1922年)に建てられたものだが、昨年2月14日の大雪で崩れたという。山梨県では積雪1mを超えたあの大雪だ。
あれから1年が過ぎた。今日も雪が降ったが、あすはもっと大雪になるという。もうあんな大雪はごめんだ。