アヤメに来たカミキリ

茶色い羽根のこのカミキリは、ツマグロハナカミキリという種類のようだ。ツートンカラーのアヤメの方はジャーマンアイリスという種類らしい。
月曜日は仕事が休みなのでのんびり過ごせる。若い頃だったら遅くまで寝ていたかもしれないが、歳すがら早起きになってきたので、家族の中で一番早く起きてしまう。しかも、先月今月は仕事がどっさりあって気になり、つい休みの朝なのにパソコンを開いてカチカチと仕事の文書を作ってみたりする。仕事が少し進んだな、と思ってわずかに安心できるのは良いのだが、サラリーマンなのに休みに仕事を持ち込むのは良くない状況だなとも思う。
一息ついたところでカメラを持って散歩に出た。午後からは雨になるかもという予報もあったが、朝は天気が良かった。近所のお寺にこのあやめがたくさん咲いていたので近づいてみたらカミキリに気づいた。カミキリは白い花びらの一番上まで登ると、その向う側の花びらに乗り移って少し下り、再び向きを変えて登った。そしててっぺん近くで止まっていた。そういう行動はどんな意味があるのだろうと思うこともあるのだが、人間のちょっとした動きについても気になって見ていると、意味不明な奇妙な動きをしているものだ。
寒がりな僕だが、今朝は今年初めて半袖で出かけた。それでも暑くなったので家に戻ることにした。1時間にもならない短い散歩だったのにやや汗ばむほどになったので、家に入ったところでジーンズと靴下を脱いだ。
夜になって雨が降り出した。そろそろ梅雨か。