化石

2年前の今頃、異動前の職場でミニ企画展示をするためにお借りしたアンモナイトの化石。直径は70?ぐらいだっただろうか。石になっているわけで、一人でも二人掛かりでもとても持ち上げられない重さだった。その重量は誕生から1億年にもなるこの貝の生と死と石での歴史の重みでもある、なんてことを書いてしまう人がよくいる。でも、この時の僕はそんなことは露とも思わなかったな。思っていたのは、絶対に割っちゃダメ、慎重に、ということ。