ヒコバエ

毎年、この時期になるとヒコバエの写真を掲載しているな。きっと僕はこの景色が好きなのだろう。好きかどうかも分からないぐらいだから、仮に好きだとしても何故好きなのかは自分でもわからない。何故かの見当を付けるとすれば、寒くなって多くの人が風邪をひいているようなときに頑張っている「しぶとさ」みたいなものとか、この先どんどん寒くなって再び実を得るのは到底無理だという「むなしさ」、あるいはこの時期には珍しい若葉の黄緑色の「あざやかさ」など、いろいろなことを感じさせるからだろうか。