ネムノキの秋

ピンクのふわっとした花が綺麗なねむの木は、まるでさやえんどうのような実をどっさりつける。その鞘が開いて茶色くなっていた。
今日はビデオで黒澤映画の「天国と地獄」を観た。さすがに面白かった。先週観た「隠し砦の三悪人」は製作費大幅オーバーで有名だが、それに比べると室内撮影が多くてロケ撮影の費用は最小限に抑えらた様子がよくわかった。白黒映画なのに煙のところだけピンク色が付けられていたのが面白かった。心理描写の映画というのは退屈で眠くなりがちだが、登場人物の行動でその心理を巧みに表現しているので少しも退屈しないで観られた。