スローガン

看板に書かれたスローガン「残すものは想い出と足跡だけ、ごみの持ちかえり運動実施中です」とあった。見た目から30年超えていそうな古い看板だ。書かれている内容も何となく古く感じる。こういうスローガンの定番的なものはいろいろある。「とっていいのは写真だけ」「家に着くまでが遠足です」などを思い付く。スローガンのおかげばかりでもないと思うが、僕が子供の頃に比べると格段にゴミが少なくなったと感じる。当時ゴミを投げ捨てしていたのは大人、その大人たちがいなくなったらごみが無くなった。まあ、そんなところか。スローガンや教育が定着し成果を生むには数十年かかる。この古い看板の古ぼけた感じははそれを見続けてきた証とも言えるか。