このヨーグルトの蓋の裏面には細かい凹凸が付けられている。これは、ヨーグルトが蓋にくっ付かないように考えられた工夫だそうだ。なるほど、3つ開けたら3つとも蓋は綺麗なままだった。これは里芋の葉だかを例にしたとかで産学連携で開発されたものだという。こういう身近なしかもささやかなところに凄い技術が生かされているんだな、と感心した。でもこの凄さはこれで終わって無くて、このヨーグルトを食べたとあるゼネコンのひとが、これだ！と閃いて、この技術をコンクリートの型枠に使ったのだそうだ。こうしてコンクリートは綺麗にはがせるようになったわけだ。言われてみなければ凄さが分からないものというのは世の中にたくさんある。そういうものを知った時はちょっと気分が良いものだ。
