巣箱

正月の縁起物と言えば、一富士二鷹三茄子となろうが、鷹の写真など無いので鳥つながりで巣箱の写真。この写真を撮影したのはまだ2週間ほど前のことなのだが、今では葉のほとんどは枯れ落ち飛ばされ森の様子はすっかり変わっている。自然保護に対する考え方も、20年ぐらい前と今では大きく変わっている。僕が子供の頃には巣箱がもてはやされていた。今では流行らなくなった。というよりも、生態系のバランスに良くないとかで、取り付けられていた巣箱を積極的に取り外すような動きもある。かつての自然は放置するものだったが、里山という言葉が一般的になり、積極的な手入れをするという人の関与が普通の考え方になった。動植物はおしなべてだいじにするべきものだったが、特定外来生物という言葉が出来てよそ者排除の必要が言われるようになった。