住宅地の畑

20201225223150

住宅地の一角にある畑。様々な作物を少しずつ植えているところを見ると、出荷用ではなく家庭菜園というところだろう。でもとても上手。周囲には本格的な畑もある場所だから、元々農家だった人がやっているのかもしれない。
例えば、数十年前にはもっと広い畑で出荷用の作物を育てていた農家だったが、やがて宅地化されてきて畑も少しを残して売り、こどもは農家でなく勤め人になった。老いた自分は残った僅かな畑で自分たちが食べるだけの野菜を、あと何回季節が巡るだろうかと思いながら趣味がてらに作っている。
畑を見て、そんな想像をした。