ツワブキ

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田舎道の集落の一角、木の根元に茂るツワブキ、黄色い花がたくさん咲いていた。
子供の頃、何処かにぶつけて腫れてしまったり虫刺されで腫れてしまったりしたときには、ツワブキの葉を何枚か重ねて貼り付けて包帯を巻いて寝た。すると、翌朝にはツワブキの葉は黒くなっていて、魔法のように腫れが引いていた。民間療法というか、おばあちゃんの知恵袋というか、なんか凄いと今更思う。ツワブキを貼らなくなったのは何歳の頃だっただろうか。