ヌルデ

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20日ほど前の写真。紅葉が始まったヌルデに大きな房になったヌルデの実がぶら下がっていた。なんだかちょっと気味わるかった。民間療法では薬にもされるらしい。
ところで、子供の頃の僕はこのヌルデをとても警戒していた。というのも、かぶれるから気を付けろと言われていたウルシとよく似ていたからだ。というより、そもそもヌルデのことをウルシだと思っていた。ヌルデは、葉っぱ自体だけではなく互生する葉の軸の部分にも数ミリの葉がついていて、そんな他の木と異なった特徴も分かりやすくて誤解を手伝ったかもしれない。というわけでヌルデをウルシと勘違いして警戒していた僕はかぶれることなく過ごすことが出来た。しかし、本物のウルシには全く警戒心を持っていなかったし、更にずっと酷いかぶれをもたらすツタウルシにも無警戒だったので、かぶれなかったのは幸運としか言えない。