細い月と金星

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22日の撮影、月齢2.1の細い月と金星が、夕方の晴れ渡った西の空に見えていた。

ところで、今日(2023年2月24日)でロシア軍の軍事侵攻によるウクライナ戦争勃発から丸1年になってしまった。
高校の地理で習ったソ連の十大コンビナートのひとつ、ドニエプルコンビナートは今のウクライナにあった。特徴はドネツ炭田とクリボイログの鉄鉱石というコンビで覚えたものだ。40年以上も前のことだから今はだいぶん事情が替わっていることかと思う。場所としてはウクライナの東部だから正に今の戦争の前線地帯になるのだろう。
2014年に勃発したクリミア半島へのロシア軍の軍事侵攻のときは、歴史で習ったヤルタ会談の会場だった都市ヤルタがある場所だなぁと思ったが、遠い外国の出来事だと思っていた。2008年のグルジア(現呼称:ジョージア)侵攻のときも別世界の出来事という印象。でも、今回のウクライナ侵攻は、自国が置かれた不安な状況があったりマスコミが連日報道することもあってか、とても身近に感じさせられてきた。
ウクライナから黒海を挟んで南隣、ジョージアの西部の南隣にはトルコ共和国がある。ウクライナ戦争の休戦調停役を買って出たこともあったが、そのトルコの旗の図案は三日月と星が組み合わされたもの。