近ごろは目にしないけどこの「サントリー」という書体がイイですね。よくある書体のどれにも似ていない独特の意匠で、もうこれを見ただけで少々酒が入って気分が良くなったような錯覚すら感じてしまいます。 思えば最近はこの書体を目にしないけどもう使っていないのでしょうか。同社の「セサミンEX」という商品にはカタカナで社名が書かれていますが違う書体ですね。
さて、看板に戻ると、その上に「ビッグボトル登場!」とあります。これは何でしょう。サントリーが社名にこの書体を使っていた時代は、売上のほとんどをウイスキーが占めていたらしいです。「サントリーレッド」という銘柄がありますが、1970年代の終わり頃からしばらく1920ml入りの大きなボトルが売られていました。当時のテレビCMで、レッドなのか競合製品のハイニッカなのかどっちのだったか覚えて無いのですが、ボトルの正面が映り、カメラがぐるっと後ろに回り込むとボトルに取っ手が付いているという映像がありました。ペットボトルが無い時代ですからガラス瓶です。看板にあるビッグボトルとは多分この瓶の事だろうと思います。この頃の日本人はウイスキーが好きでした。
