里山の坂道を登った。暑さに体中から汗が吹き出し、首筋がべたつくような不快感に頭を上げた。すると、黄緑色の若々しい棘に武装したイガがあった。大暑を過ぎ立秋へと向かう頃、日没もそろそろ早まってきたのが実感できる。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。