生き物
田植えが終わって間もない田圃の畦道に、カラスが散歩していた。
向う側に何が見えたのだろう。
たいていは群れで地面に居て、地面を突いて歩いている様子を見ることが多いキジバトだけど、一羽だけで電線に止まっている姿に気付いたのは多分初めてだ。
スズメかと思うが、富士山の手前にある電線に小鳥がずらっと並んで止まっていた。そんな景色を見ていると、なんだか平和な新年の感じ。
散歩で少々高い丘に登った。ようやく丘の上に差し掛かると、目の前を鳥が飛んで道路を斜め向うに横切り、その先の木の枝にとまった。ジョウビタキのオスだ。カメラを用意して近づくと再び飛び去った。もう一度そっと近づいて撮影、更に近づくと遠くへ飛んで…
ちょっと遠回りして相川沿いを歩いて帰ったら、ニつがいのカモがいた。のんびりしていて、時々何かを突いていた。美味しいものでもあっただろうか。寒かったけど五分ぐらい見ていた。
キツツキではあるようだが何という種なのかは不明。僕が子供の頃にテレビ放映していたアニメ「山ねずみロッキーチャック」のキャラクターには、ノックという名前のキツツキがいたなあ。
こんな川のこんな所に獲物がいるのか?、という所に居たコサギ。
湖の湖面に突き出た何かに二羽の鴨が止まっていたのだが、iPhoneで撮ったら湖面の波紋がまるで保護色のようになって見えづらくなってしまった。肉眼とかなり違う印象。
3羽ほど居て、飛んで逃げる様子も無く、田んぼの中を行ったり来たりしながら何かを啄んでいた。これが合鴨農法というやつか。
稲が伸び始めた田んぼに、アオサギが降りて獲物を探しているようなしぐさを見せていた。何がいるのだろう。僕もしばらく覗き込んでみたが何も見えなかった。
河原でのんびりしていたら、直ぐ近くにカラスが来た。ハシボソガラスかな。
枝にヒヨドリが止まっていて「おっ、こんなに近い」と思ってポケットからiPhoneを取り出してカメラを起動すると、その間に枝から飛んでしまった。ところが、せっかく飛んだのにわずか数メートル先の木の、それも根元に降りた。おかげで今度は準備万端のiPhon…
屋根に止まったダイサギが振り返った。カッコいい。
相川の流れに、マガモのメスが1羽とオスが2羽の姿が見えた。カメラを用意するとスタンバイの前に3羽とも飛び立って少し上流に行ってしまった。そこまで追いつき写真を2回ほど撮ると再び飛び立ち下流へ行ってしまった。どちらのときもメスが飛び立ちそれを追…
昨夜から強い風が吹き始め、今日も一日中吹き続けた。散歩に出たいものの、風が収まってからと思って逡巡していたら夕方になってしまった。風は収まっていないが、散歩に出てみた。パーカーのフードを被ったので旨い具合に風を防いでくれた。やがて開けたと…
青空と雲と黄葉が移り込む水面にくつろぐ雄鴨。
武田神社を囲むお濠端の木に十羽ほどのカワウが止まっていた。お濠にはたくさんの魚がいるだろうからそれを餌にしているのは明白なところ。カワウたちが止まっているあたりだけ葉が殆ど無いのは、多分カワウの糞害によるものだろうと思う。
もう一月ほど前の夕方のこと。二羽の鳥コンクリートの上を歩いているのが見えた。急いでカメラの電源を入れたのだが、コンパクトカメラはこういう時に役者不足で、レンズが伸び縮みして撮影スタンバイとなるのに時間がかかる。ようやく撮影可能となり、とり…
すっかり雪が消えた夏富士が見えたのでカメラを取り出すと、手前の電線にツバメが止まっていた。欲張って両方入れて撮ったのだが、どっちも写りがイマイチになってしまった。それにしても、今日は暑かった。
叢の中をガサゴソと動いているのは何かな、と思って見ていると、カラフルな羽色の記事の雄が出て来た。雌もそばにいた。近づくと、それに気付くのか少し遠くへ移動してしまう。更に近づくと更に移動してしまう。結局、遠くからズームレンズをいっぱいに伸ば…
暖かくなったので亀がたくさん出てきましたねえ。たいてい見かけるのはこの写真と同じミシシッピアカミミガメですが。
ボロ電が展示されている線路に寄りかかる猫がいた。写真を撮りながら近づいたが、逃げるどころかまるで警戒する様子もなく、ぺろぺろと毛づくろいを続けていた。かなりの老猫のようだが、ここの主かもしれない。日に照らされたレールの暖かさを求めてここに…
先日の濁川で撮れた写真。僕を避けるために飛び立った水鳥たちの飛翔姿。
今日はちょっと用事で盆地の南の方へ行った。黄砂が来ているそうだが、花粉の方は昨日よりも落ち着いたようで、春霞の具合は幾分か薄くなっていた。用事の合間に時間をつぶす必要があったので、濁川へ行ってみた。土手の道から河原を見下ろすと、葦などの草…
掘り返された田んぼをハトが突く。数えたら11羽の群れだった。掘り返されたことで地上に出て来た何かの種などを探しているのだろうか。
今日は立春。日中はポカポカ陽気で散歩も少し薄着になった。立春に相応しい写真をと思ったが、特にこれというものはなかなか見つからない。目の前を横切ってに飛んできたのはジョウビタキのオスだろうか。すぐそこ、数メートルのところに止まるのでそっと近…
田起こしされていない田んぼに集まって、まるで一心不乱に地面の何かを啄み続けていたハトの集団が、突然一斉に飛び立った。何かきっかけだったのか分からない。
甲府の住宅地や街中を流れる川や水路には鯉をたくさん見ることが出来るが、たまに錦鯉がいることもある。
実が枝にまだ残る柿の木。その内の実のひとつがパックリと割れていて、そこに次々と鳥が来て突いていた。メジロと、もう一羽は何という種類だろう。他にも実はいくつもあるのだが、割れているこの実が人気。自分で割るとか穴を開けるのではなく、割れている…