植物
露地栽培野イチゴ、冬は葉っぱの季節。
僕の場合、サザンカの花は、なかなか良い具合に綺麗に咲いている状態の花に出会いづらい。どこかしら花弁がしおれていたり変色していたり、あるいはまだ蕾だったり。
こんなものも集まればフワッとした感じ。
冬のススキはすっかり枯れ尾花、冬でも竹は緑の稈に緑の葉。
ニラのように見えるが、ヒガンバナの葉。ニラと間違えて食べると、その毒にやられるらしい。
気の早い花がもう咲いているかもしれないと思い注意して見ながら歩いてみた。剪定の時期とあって、脚立が用意されている様子が所々で見られた。今のところ花は見られなかった。
ニラの畝。固い花の茎だけが、先の方で放射状に広がった種の袋をつけたまま枯れた姿で林立していた。枯れても簡単に倒れない。
こんな寒い時期に咲いている菊の花があった。今日は特に冷え込んだので一層感心した。同じ花がいくつか咲いていたので、狂い咲きというわけでは無く、わざわざ寒い時に咲く花なのだろう。花粉を運んで繁殖を手伝ってくれるほとんどの虫が活動をしていない時…
大きな自然石に貼り付いて紅葉した様子は、なにか絵画的でもある。
夏場はクズなどに紛れて全く目立たないのだが、冬になるとこの実の色のせいで大いに目立つ。
キク科キク亜科のヨモギ。ヨモギの花はかなり地味だ。葉の方は花の合間にあるような小さな葉が少し紅葉している。ヨモギも紅葉するんだな。ヨモギにもいろいろ種類があるようだが、これが何ヨモギであるかは分からない。
花は、小さいが明るい朱色でよく目立つ。でも、そこら中に生えてそこら中に絡み付くので、所謂雑草として決して好かれてはいないだろう。花が終わると、今度は葉が赤く綺麗に紅葉する。花といい葉といい、中々主張の強い奴だ。
エノコログサに似ているけど、エノコログサは、イネ科 キビ亜科 キビ連 エノコログサ属。チカラシバは、イネ科 チカラシバ属。
オス。青い色が綺麗。このチョウも止まっているセイタカアワダチソウもそろそろシーズンオフだな。
立冬を過ぎたので初冬らしい写真。
コセンダングサの花に止まっていたホソヘリカメムシ。身体が細くてコークの瓶のようにくびれている。触角はカミキリのようで、かなりのいかり肩。これでもカメムシ。でも、Wikipediaによれば臭くはないそうだ。それでもカメムシ。
新緑の葉のような色。黄色くなりつつある初冬の葉は、まるで若さを取り戻したかのような色を見せる。
レモンの実をそっと書店の本の上に置くというだけの小説がある。この場合、檸檬と書くのがただしいようだが。カリンを花梨と書いた場合にはどこに置くのが相応しいだろう。レモンよりもはるかに多くの芳香を放つこの実は、気付かれずに置かれたまま有ること…
暑さがしばらく続いて、まるで帳尻を合わせるためかのようにぐっと気温が下がってきた。座っていると足元に冷気が流れて来るのを感じたり、冷たいのに物よりも暑い飲み物が欲しくなったりなど、変化があるのが分かる。明日10月23日は24節気の「霜降」、立冬…
半月前にこの写真を撮った頃は、黄色くなった実とまだ緑色の実がならんでいた。今頃は黄色くなって良い匂いを放っているだろうか。
群生していて穂の色合いが綺麗だった。ところで、スタンダードな奴はエノコログサという名前なのだが、「キン」が頭に付くと「グサ」が無くなるのはどういったわけだろうか。
オニグルミでしょうか。水辺に多い。
後の黒い粒々が実。種には毒があるそうだが、鳥は齧らないので大丈夫なのだそうだ。
フェンスに絡み付いたマルバルコウがたくさんの橙色の花を咲かせていた。その後ろにはヒガンバナがたくさん咲いていて、とても華やかだった。
長い長い花の寿命を誇るヒャクニチソウの花も終わりの時期。終わりの頃の花はだいぶん疲れた感じになっている。
散歩のとき、いつもは通らない道を行ってみたら、センニチコウ(千日紅)がたくさん咲いている場所があった。たまにはコース変更も悪くない。それにしても、センニチコウとは線香の銘柄みたいな名前だな。
メヒシバの群落が茶色くなっていた。交替の時期か。
ヒガンバナがようやく咲き始めた。
ヒャクニチソウの花に来たセセリ蝶は、ミヤマチャバネセセリかと思う。 蝶は口吻を伸ばしているが、旨い蜜でも見つけただろうか。
やっぱり花房の状態で見ると綺麗とは思えないんだなあ。ただし、匂いは良い。