盆地に溜まる靄と毛無山遠景

20230124220750

今日の甲府では、この冬初めての積雪を見た。明日、明後日はかなり冷え込むという予報が出ている。現在の警報・注意報を見てみると、日本海側には大雪や低温の警報・注意報、太平洋岸や山梨県などには強風と低温の注意報が出ている。大寒を迎え、いよいよ寒さの本番となった。
ところで、写真は先週の午前中に見られた景色で、この時期はよく見られる様子。靄なんて言葉を簡単に使ってしまっているが、気象庁のウェブサイトを見ると、下記のように定義されているようだ。
<以下、霧や視程に関する用語の表より引用>
霧:微小な浮遊水滴により視程が1km未満の状態。
靄:微小な浮遊水滴や湿った微粒子により視程が1km以上、10km未満となっている状態。
霞:気象観測において定義がされていないので用いない。
煙霧:乾いた微粒子により視程が10km未満となっている状態。
黄砂:アジア内陸部の砂漠や黄土高原などで強風によって上空に舞い上がった多量の砂じんが、上空の風で運ばれ、徐々に降下する現象。春に観測されることが多い。
<引用終わり>
というわけで、写真の様子は多分「靄」で良いのではないかと思う。