富士山

20230307202514

レンズのズームをぐっと望遠にして撮った景色は平べったい感じになりがちだけど、雲があると少し立体感が出る。3月2日、風が強かった日の撮影なので景色がとてもクリアだった。これからは雨降りも増えるだろうし、黄砂の日もあったりで富士山が見える日が減るだろうな。(黄砂は10日ぐらいに来るみたい)

 

啓蟄のカミキリムシ

20230306215038

ひな祭りも過ぎ、今日は二十四節気啓蟄。買い物帰りのアパートの玄関先に、なんとカミキリムシの姿を見た。頭から尻までで凡そ2㎝ほどの小型のものだった。羽根が少しはみ出しているところを見ると、ここまで飛んで来たばかりなのかもしれない。啓蟄とは言え、明け方はまだまだ冷え込むから、早すぎた巣立ちかもしれないよ。

 

黄昏の空に、金星、木星

20230304211331

右上の明るい方が金星、すぐ下が木星。一昨日(3月2日)が一番近づいたようだけど、撮ったのは今日だった。南アルプスの上にすじ雲がたなびいて、空にもグラデーションが残っていて綺麗だった。
木星アメリカの探査機ボイジャー1号が最接近してから、もう明日で丸44年になる。当時はネットのない時代だから、まずテレビで驚き、新聞で感動し、雑誌の特集記事に興奮し釘付けになった。それまでに無かった高精細な画像は、木星の模様が実に複雑であることを知らせてくれて、あの頃の木星は今よりも大赤斑がずっと大きかった事も手伝ってグロテスク感もたっぷりだった。懐かしいな。

ミラーに映る梅

20230303213049

卒業式の時期たけなわ。式を終えた高校生たちが街へ繰り出し、楽しい時間を過ごす。おそろいの制服を着て並んで歩き向かい合って笑い合うのも多分これが最後。そんな様子を見ながら自分の頃はどうだったかなと思い出そうとしても、だいぶん昔のことなのでほとんど思い出せない。
卒業生たちの門出を梅の花が見送り、やがてどこかで桜の花が迎えてくれる。幸あれ。

 

ミノムシ

20230301210023

ミノムシを見つけた。よく見ると1本の木に3つ付いていた。ミノガ科の蛾の幼虫が中にいる巣というわけだが、大きさから考えるとオオミノガのようだ。そのオオミノガは、Wikipediaによれば、90年代後半から寄生蜂による被害で激減しているそうだ。さて、この木にあった3つのミノムシは貴重な存在なのだろうか、それとも回復途上の様子なのだろうか。それにしても、人間とは違った形式の立派な木造建築物だと思う。