景色
武田神社の東にある竜ヶ池(竜華池)。大正時代に灌漑用水のために建造され、数度の改修工事を経て現在に至る。ちなみに、ウルトラマンの第一話「ウルトラ作戦第一号」で宇宙怪獣ベムラーが現れるのは竜ヶ森という場所にある湖で、名前も見た目も竜ヶ池とは違…
国語の教科書にも出てくる「屋根の上のサワン」や「山椒魚」、映画の原作としても知られる「駅前旅館」や「黒い雨」などの著作を残した作家、井伏鱒二が時々訪れたという下部温泉。そこにある「やまめ床」という床屋さんの常連だったという。と言っても、そ…
今朝、南アルプスを照らしたモルゲンロート。農鳥岳にかかったプリーツのようにくっきりした影や、そこから左へ続く稜線が広河内岳のところで捩れる様子など、低いところから差し込む紅い朝日が絵画のように見せてくれた。
信玄の隠し湯と言われる下部温泉の通り。カーブした坂道に沿って温泉旅館が建ち並ぶ景色が良い。この坂道をもうちょっと先に歩いたところにある宿に1泊したことがある。東京から甲府に引っ越して来てまだ年浅い20年ぐらい前だけど。
年越し休み初日の今日は、風も無く良く晴れた天気になった。午前のお茶の時間を楽しんだ後、陽気につられて散歩に出た。昼頃、丘の上に差し掛かり景色を見ると遠くが白く霞んでいた。山の稜線は薄っすら見えるのだが、下の方は真っ白で見えない。空気中には…
富士山の写真が多いので、たまには南アルプスも。農鳥岳から広河内岳。写真は先週18日朝の撮影。
昨日は曇りで気温も低かったが風は無かった。甲府盆地の東部ではあちらこちらで葡萄の剪定枝などを燃やす煙が立ち上り、それが空まで昇って行かず皿に注いだスープのように盆地に溜まっていた。煙たい匂いが立ち込める盆地の底から跨線橋に登ると、一層その…
風の無い日だったので水面に景色が写り込んでいた。神社にお濠は珍しいかもしれないが、武田神社は元々武田信玄が居城とした躑躅ヶ崎城だったわけだからお濠があって当然。
今日の散歩では、あまり行かない武田神社をコースに入れてみた。七五三に来た晴れ着の参拝者たちでだいぶん賑わっていた。笑顔で記念写真を撮っている人たちを見ると、良い天気になって良かったね、と思った。
耕作放棄地に花咲くセイタカアワダチソウの大群落。昭和の頃のセイタカアワダチソウ群落と言えば、人の背よりも高くなり、しかも他の植物は寄せ付けない勢い※があった。この群落のセイタカアワダチソウも大きな勢力になっているが、他の植物も生えているし背…
日が短くなったので、黄昏時は早く訪れる。
少し前まで赤、黄、緑三色の葉で染まっていた鉄塔が立つ小山は、茶色と緑に変色した。やがて木枯らしが吹いて葉が飛ばされる日も近いことだろう。
紅葉と紅葉をほぼほぼ交互に掲載してきたが、正に立冬の頃から一気に寒くなり冬が来てしまった。早めに色付いた木々は既に茶色く変化している。一方、早い季節変化に僕と同じく面食らっているのか、それともいつもののんびりペースなのか、今が紅葉盛りの木…
柚子もそろそろ熟して黄色くなり、黄葉した葉も見られた。
カエデの紅葉はよく目立つ赤。ただし、これは先週の写真で、今日は随分と様子が違っていた。今年は寒くなるスピードが早いから、もう紅葉の時期も終盤な様子。
マメ科と思われるこの植物の群落も黄葉した。ほぼ同じ大きさの黄色い葉が整列してぶら下がっている様子は面白い景色。
葡萄の葉も紅葉した。かなり鮮やかだが、だいたいは棚の下なので目立たない。
カリンの実が大きくなって黄色く色付いた。そろそろ熟して良い香りがするだろう。背景も黄葉。
街路樹のハナミズキも紅葉。最近は黄葉と紅葉を何となく交互に掲載中。通勤の時、ちょうど通りかかった家の門から出て来た人が、歩道にたくさん落ちているハナミズキの紅い葉を竹箒で集め始めた。僕はおはようございますと言い、その人もおはようございます…
紅葉とか黄葉と書くが読みは「こうよう」で、両方込み込み。字でも両方込み込みで表現されるのがあると良かった。というわけで、写真は黄葉する木の代表と言えそうなイチョウ。
紅葉が日に日に進んでいく。今年の夏は暑くて長かったから、そんなときの紅葉は大抵綺麗だ。今年は期待できそう。今日は11月3日「文化の日」だ。日本の文化と言えばさまざまあるが、映画の「ゴジラ」も世界に誇る日本の文化だ。その第1作が公開されたのが昭…
そろそろ色付き始めた木々があちらこちらに。
鳳凰三山から麓に向けて、段彩になっている。前山の稜線はすっかり紅葉している。
今朝9時過ぎ、甲府の高いところに登り景色を見渡すと、東の方向の低い辺りがだいぶん霞んでいた。よく目を凝らすと、焚火の煙が何本も立ち上っているのが見えた。煙が上空まで上らずに溜まってしまうような気象条件になっていたのだろう。
稲刈りの遅かった田んぼのひこばえはまだ短く、稲刈りの早かった田んぼのひこばえは緑も濃く長くなった。既に田起こしまで終えた田んぼもある。まるでパッチワークのような晩秋の田。
右の、頭が少しだけ見ているのは白根三山の間ノ岳、左は西農鳥岳と農鳥岳。間ノ岳は日曜日の雨で冠雪した。一方、農鳥岳にはまだ雪が無いようだ。間ノ岳の標高は 3,189メートル、西農鳥岳は 3,051メートル、農鳥岳は 3,026メートル。数十メートルの標高の違…
昨夜からの雨降り、ずっと激しい雨音が聞こえていて、朝になっても降り続いていた。テレビでは、パリオリンピックの出場権をかけたマラソンレースを中継していたが、そのレースも土砂降りの東京で行われていた。白熱のレースが終わってから、僕は散歩に出か…
今年の写真じゃなく、数年前のこの時期の撮影。多分、甘利山の頂上だと思う。山の上ではもうこんな景色になっていることだろう。二十四節気は寒露を過ぎた。僕もすっかり長袖の生活になった。
案山子じゃなくて、こんなのもある。カラスの形の風船。
稲刈りの季節。はざかけにされた稲が田んぼに並んでいる。大切な収穫を見守る案山子の役割も今年はあと少し。