やまめ床

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国語の教科書にも出てくる「屋根の上のサワン」や「山椒魚」、映画の原作としても知られる「駅前旅館」や「黒い雨」などの著作を残した作家、井伏鱒二が時々訪れたという下部温泉。そこにある「やまめ床」という床屋さんの常連だったという。と言っても、その度に髪の毛を切ったりひげをそったりしてもらうわけでは無く、やまめ床の主人が手の空いた時に渓流釣りの手ほどきをしてもらうためだったという。店の名前も井伏鱒二が名付けたそうだ。