飛び立つアオサギ

井伏鱒二作「屋根の上のサワン」のサワンは雁だが、これはアオサギ。しかも、仲間が恋しくて飛んで行ったわけでもないようだ。しかし、アオサギは大きな鳥なので飛び立つ姿にはなかなかの迫力があって見ごたえがあった。良いものを見た、という印象だった。
ところで、その屋根の上のサワンという作品だが、国語の教科書ではいくつも採用されているようで、そういう意味では人気作品だ。短い文章なのだが評論も多いらしく、ネットで引くと学校の指導案なども出てきた。