2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
絡まれた側の木は落葉樹、絡んできた蔓植物は常緑樹。木々の葉が茂る夏場にはその日影に生きつつも、冬は労せずして日をいっぱい浴びられる。
ある日、高い木を登った蔓がその木から垂れ下がり、ちょうど下を通っている電線に触れた。それが最初だろう。恐らくそうだ。そして、その蔓は電線に絡み付き垂れ下がった。今度は別の蔓がその蔓に取り付いて電線に登って行った。やがて次々と後を追う蔓たち…
綺麗なこの景色を見られた朝は幸せな気分になれる。右から、西農鳥岳、農鳥岳、広河内岳、大籠岳。ただし、その日が上手く行くとは必ずしも言えない。まあ、そんなもんだ。
雑木林に松の枯れ木があった。種類は赤松だろうか。周りの木々は背高く育ったクヌギなどの落葉広葉樹だった。ここでは、陽樹と呼ばれる松の役割が終わったということかな。
夕方、富士さのあるはずの場所にはグルグル渦巻きの吊るし雲があって、頭の先が右の方にずーっと伸びていた。
ビワという木は何かと毛深いな。
県庁の建物の外壁は、窓の下の部分だけが窓枠のところから傾斜が付けられている。恰好を重視したものでなく機能を第一に考えたこういう意匠は良いな。
ペットボトルを切って作った手作りの風車が畑で回っていた。ぱたぱたと回ることで鳥を追い払うという役割だろうか。回って無いのも有ったのは御愛嬌。
陽が沈んだ南アルプスの方を見ると、山は雲に隠されていた。陰になって黒っぽくなったその雲と赤味がかった空との境目よりも少し下、黒い雲に筋のように出来た隙間からこぼれ出た夕陽の赤い光が、上に向かって筆で掃いたような形になっていたのが綺麗だった…
この雲の形は、子供の頃に何度も作った模型飛行機の形に似ていると思った。ボディは割り箸をちょっと太くしたぐらいの木の棒が1本で、主翼、尾翼、垂直尾翼は竹ひごを曲げて作った枠に薄い紙を貼り付けて作る。動力はゴムで、先端のプロペラを指でくるくる回…
キイロスズメバチの巣だろうか。冬になって葉がすっかり散ってしまうと巣が露わになってしまった。それにしても何とも凄いところに作ったものだ。
大蔵経寺山の火事を消すために千代田湖で水を汲むヘリコプターの雄姿。なるほどと思ったのは、水を汲んで上昇すると、自身のローターが作り出す下向きの風によって汲んだ水がしぶきとなって噴き出すのだ。たまたま僕の上を飛んで行ったヘリコプターからはそ…
昨日から燃えだしたという山火事。この大蔵経寺山大蔵経寺山は十六年前にも大規模な山火事があった場所だ。今回の山火事では、あちこちから煙が上がっているのが見えた。ヘリコプターが何度もやって来て、水を撒いての消火活動を行っていた。格好良かった。…
甲府盆地北部の二つの山並みを越え、その先の甲府盆地を挟んだ十数キロ先の御坂山地、低い方の山並みは標高1200メートル級、次の高い方の山並みは1700メートル級だ。そしてそれより高い雲があって、富士山の頂上はその上に見えている。昔、小さい頃に習った…
コンクリートの壁を伝うツタはまるで血管のようにも見える。そこに一か所だけ葉が残っていた。黄色っぽいのと赤いのと二房。
中央自動車道を甲府に向かって走る夕方、助手席でぼんやりとしていた。住宅地への騒音を防ぐための背の高い遮音壁は、その効果の副作用として走る車の窓から見えるはずの景色を意地悪に遮っていた。所々その壁が切れるところでは向う側の景色がサッと見える…
露地栽培野イチゴ、冬は葉っぱの季節。
僕の場合、サザンカの花は、なかなか良い具合に綺麗に咲いている状態の花に出会いづらい。どこかしら花弁がしおれていたり変色していたり、あるいはまだ蕾だったり。
スズメかと思うが、富士山の手前にある電線に小鳥がずらっと並んで止まっていた。そんな景色を見ていると、なんだか平和な新年の感じ。
こんなものも集まればフワッとした感じ。
カミキリムシが空けた穴だろうか。1センチぐらいの直径だから、シロスジカミキリかもしれない。子供の頃、シロスジカミキリの成虫に何度か指を噛まれたなあ。凄く痛くて血が出た。それで何となく今でも警戒する気持ちがある。あのカミキリは顔も怖いし。
昨日の朝は濃霧で景色がまるで見えなかった。今朝は良く晴れて富士山と富士山に絡む朝焼けの雲が見られた。富士山は上の方よりも下の方が白くなっていた。
冬のススキはすっかり枯れ尾花、冬でも竹は緑の稈に緑の葉。
今朝は富士山にクネクネっとした雲が被さっていて、そこに朝日が差していたので複雑な感じが誇張されていて綺麗だった。観天望気では朝焼けは天気が崩れるというが、その通りに雨降りになった。
ニラのように見えるが、ヒガンバナの葉。ニラと間違えて食べると、その毒にやられるらしい。
チュウサギでしょうか。水にも映り込んでいて、横にするとまるで手を合わせているような形に見える。
快晴の富士山も良いが、少し雲が絡んだような富士山も良い。
気の早い花がもう咲いているかもしれないと思い注意して見ながら歩いてみた。剪定の時期とあって、脚立が用意されている様子が所々で見られた。今のところ花は見られなかった。
頭だけ上にのぞかせた間ノ岳と、左上から右下に向けて斜めに伸びる三本の襞が際だって目立つ農鳥岳。甲府盆地北部からは白根三山の二つがこのように見える。雪を被った冬は特にきれい。