中央自動車道を甲府に向かって走る夕方、助手席でぼんやりとしていた。住宅地への騒音を防ぐための背の高い遮音壁は、その効果の副作用として走る車の窓から見えるはずの景色を意地悪に遮っていた。所々その壁が切れるところでは向う側の景色がサッと見える…
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