甲府盆地から御坂山地を見ると、その尖った頂がよく目立つ釈迦ヶ岳。頂上からの眺めは凄く良くて、僕のお気に入り。登るのは甲府へ来てからもう3度目だ。
今日の同行者は次女。前半はずっとしゃべりながらすいすい登った。そのうち休憩の要求が多くなり、｢疲れた｣のセリフも増えた。最後のところでは綱が下がっている急な岩場の登りが続くのだが、ここでは元気が戻っていた。
頂上付近では紅葉が始まりつつあった。甲府盆地のそこからは見慣れた山の風景も、高いところから見ると全く違う。早いお昼を食べ、のんびりと一時間も頂上で過ごした。
下りではすっかり無口になってしまった次女は、車の中では熟睡し、家に帰ると玄関で崩れ落ちた。それでも、お風呂を浴びると再び元気になり、ご飯をたくさん食べた。
